11月14日(日)、令和3年度下期2回目の「マスターズ研修オンライン学習会」を開催しました。参加者は25名、スコーレ協会から小俣富雄常務理事を講師にお招きし、生き方の基本から『志に生きる』をテーマに講話をいただきました。

本日の学習の大切なところは「日ごろから、あなたのために何かお役に立てることはありませんか、という地味な生き方が積み重ねられてこそ大事な場面で相応な事が出来る。」と云う事です。
それが2000年1月16日のJR山手線新大久保駅構内事故での「他人の危機を救うために自分を犠牲にする」行動を生んだのです。
この事故後には留学生への奨学金支援を行う団体が設立され、併せて毎年事故現場での献花・追悼式も行われています。
真にイエスの言葉「一粒の麦は地に落ちて死ななければ一粒のままである。だが死ねば多くの実を結ぶ」です。
小俣常務のご体験である「公益社団法人申請の顛末」においては2回申請却下され3回目に認定されるまでの3年間、途中で挫折する事無く粘り強く厳しい交渉を続けられた原動力は正に強い志と使命感にあったとお聞きしました。
その「高潔な志」とは、
1)自分の人生に対する物差しを持つこと。具体的には、
 ①ある種の理想を持ち現実に臨む。
 ②自分の夢に日付を入れて目標とするの2点。さらに、
2)本気で取り組む。
と云う事です。

 (執筆担当 今野洋一)

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