11月8日(日)に、マスターズ全国リモート学習会を開催しました。
振り返れば、今年3月、新型コロナウイルス感染症拡大により、マスターズの心身開発トレーニングが中止となる中、これに代わった学習会ができないものかと模索してきました。
7月より手探りながらも開催したオンラインでの学習会ですが、お陰様で11月に5回目の開催を迎えることができました。皆さま方に感謝申し上げます。

今回の参加者は28名、スコーレ協会から小俣富雄常務理事を講師にお招きしました。「人間関係を円滑にする3つの鉄則」と題し、永池会長の講話集である「人生は学習なり」のテキストの中より、3つの鉄則をご自身の体験を交え語っていただきました。
冒頭に、コロナ禍の状況下にある今、マスク刃傷事件、行過ぎた自粛警察の例を上げ、良い人間関係を作るのはなかなか難しい、との話から「人との関わり、接点を持つことの大事さ」を、再認識することからスタートしました。

第一の鉄則は、「他人は自分の鏡である」ということです。
人間関係で失敗しやすいのは、「あの人はこういう人だ」と決めつけてしまうことです。JAL再建の稲盛和夫氏、海軍の山本五十六の格言を例に、「人間は自分が変わることで相手も変わる」「自分が変わった程度、相手も変わる」良い付き合い、深い付き合いをするには、”相手を待つのではなく自分から動く姿勢が大事“ であると話をいただきました。

第二の鉄則は、共感の世界を創り出す「合わせ上手は聞き上手」である、ということです。
夫婦の間でも「相談に始まって喧嘩に終わる」といいますが、ご自分の夫婦間での体験を例に、妻に対してこれだけは言ってはいけないこと、妻に言ってあげると喜ぶ言葉を、実践を交えながら話をいただきました。男性と女性の脳の違い、女性の心情を紐解きながらの内容でとても共感しました。
特に強く印象に残ったのは、夫婦間に限らず人と仲良くやっていくには、”自分と他人とを切り結び、接点を調整していくこと“ との話でした。私も仕事や地域ボランティアでいろいろな方と話す機会がありますが、自分と相手との接点、妥協点を見出していくことは大事なこと、と認識しいています。

第三の鉄則は、「自分の人生は自分がリーダーシップをとる」とのことです。要は、「自分で決めたことを決めたように行う人間になれるかどうか」です。それには、人から言われるのではなく、自分の目標を持って挑戦する事、人間には生きていくパワー、動機づけが必要であることです。
スコーレの早朝研修は、まさに自分自身への挑戦である!と話をいただきました。
その中で、”学習して、実践して、体験し、体得して、発表をする“ これを意識して実践していくことで、自分磨きに繋がるということです。
特に私自身感じたことは、実践して体験し体得する流れは、小さな目標でもいいからチャレンジすること、そして成功体験を積み重ねることだと思いました。

講話後の質問タイムでは、小俣常務の日々のチャレンジをお聞きしたかったのですが残念ながら時間切れとなりました。
最後に、「人間関係を円滑にする3つの鉄則」を再認識し改めて考える機会を与えていただいたことに、感謝申し上げます。

ありがとうございました。

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