「マスターズ」とは、“人生の道を極める”の意味であり、男のロマンを求めて、個性を活かし、自己実現を図ることをめざすものです。自主的な生きがい講座や研修などの開催によって、父親として、社会人として、大いに自己を向上させる学習に取り組みます。 これから全国的にスコーレの哲学を学ぶ男性の輪を広げ、一層の発展を期する所存でございます。 マスターズの趣旨にご賛同のうえ、共に活動されますようご案内申し上げます。

 

マスターズとは

公益社団法人 スコーレ家庭教育振興協会の男性会員の全国組織。2002年10月、「ミドル・メンバーズ」をあらため自主組織として発足しました。仕事や人生における成功体験の蓄積をはじめ、家庭での父親の役割を明らかにし、豊かな自己の確立をめざして、「人生学講座」や「心身開発トレーニング」などの学習・実践をしています。

マスターズのめざすもの

「マスターズは(スコーレ)協会の推進する生涯学習の場を通して、社会に貢献できる視野の広い心豊かな人材の育成を図り、会員相互の交流と連携を深め、それぞれの人生における自己実現をめざすことを目的とする」
— マスターズ親約 第3条(目的)より —

 

【行動規範】

①こころ豊かに生きよう

物質的豊かさは有限である。21世紀は心の豊かさを中心軸にした価値観を創る必要がある。

②人生哲学を持とう

変革する社会に流されない自立した個を磨き、人間性を高め、しっかりとした人生哲学を創る。

③社会に貢献しよう

マスターズ会員の知恵と労力を出し合い、スコーレ活動を通した社会貢献を実現する。

④父親の役割を果たそう

家族の担い手として父親の果たす役割の重要性を認識し、新たな父親像の構築をめざす。

⑤学びを実践しよう

学びを実践するのがスコーレの活動である会員はそれぞれマスターズの担い手として積極的に実践する。

 

21世紀の出発点は「いのちの営(いとな)みの場」=家庭から

家庭充実 :

家庭は食べて寝るだけの場所ではなく、人間が生まれ育ち、社会に出ていく大切な役割を担っています。その基本がおざなりにされているのが、今の日本です。社会が悪いと言うまえにまず、家庭を振り返り「いのちの営みの場」を再認識します。

自己充実 :

毎日を明るく生きていけたら、とは誰もが願うことですが、精神的なストレスやトラブルはつきものです。スコーレの生活カウンセリングを受け、問題解決に向かう知恵と勇気を的確に養成し、人間としての根源的な豊かさを求めるのが目標です。

生命の世紀へ :

人間中心の文明であった20世紀は、生命のメカニズムに反するというべき症状をさまざまに示しています。いま、私たちは大自然との共生をさらに追求していく-方、自然のリズムと関係するライフスタイルで生活することが求められています。