5月6日マスターズ研修(ミドルコース)

5月6日 平成19年度 上期 第二回目のマスターズ研修・ミドルコースが開催されました。
本日の学習箇所は、『生き方の基本』の「モノの価値を越えた豊かな想像力をもつ」(p132)と、「真に大事なのは理想精神である」(p138)です.
学習のポイントを、以下に記載しました.ノートとしてご活用ください.
[22] モノの価値を越えた豊かな想像力をもつ
・日本は驚異的な経済成長をとげるとともに、アメリカに次ぐ経済大国となりましたが、 それとひきかえに何かが失われたように思います.その「何か」とはなんでしょうか。
・しかし豊かな国に住みながらも、はたして日本人一般は幸せでしょうか。
   《何が失われたのでしょうか》
●孔子とイエスの言葉は、いずれも人間の表面的な装いにこだわることを戒めています。
 それは、人生の価値基準を経済的・物質的なものに置くのをやめよう、ということです。
 事実、そこから新しい世界は創造されると私は信じています。
  《自分の人生に対する物差し・家庭での物差しは何ですか》
[23] 真に大事なのは理想精神である
 ・イエスの「剣を取る者は皆、剣で滅びる」
・この名言は、人間の歴史の興亡を見事にいいあらわし、国家であろうと人間であろうと、力に頼る生き方がやがて行き詰まることを教えてくれます。
・一時の感情や目の前の利害得失に揺り動かされない生き方、それは筋(道理)を通して見る、筋を通して考える、筋を通して行動するという姿勢
●道理を通す心、これを私は理想精神と呼んでいます.現実の世界は複雑であり、たんなる理想論ではなにも実現できません。しかし、問題が複雑に絡み合っているときほど、道理を通して見、考えることで、将来への展望が開けていくものです。目先の利害にとらわれた思考や議論が目につくこのごろですが、道理を通してものを考える態度を大切にしたいものです。
 《自分の体験を思い出してください》
□「狭い門から入りなさい」(聖書)~迷った時は、難しい方を選ぶ ~
□「鼻を殺して仁を成す」(論語)~一身を犠牲にしても人間としての本当の道を貫く ~

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