8月19日 平成19年度 上期 第四回目のマスターズ研修・シニアコースが開催されました。
「シニア研修コース」の講師は、「講師養成講座」の受講者が交代で担当します。テキストを定めず、資料は各講師が作成します。本日の担当講師は小俣富雄氏です。
テーマ「会社人生と出向人事」です
当日のご講話のポイントを記しました。
1.出向人事政策
一、従業員が比較的多い企業の採る人事政策
二、大半の人は、出向を「負の要因」と捉えてしまう
?勤務している会社の発展、成長を願って精一杯頑張ってきた、という気持ち
?気心の知れた上司、同僚、部下、慣れた職場の雰囲気、親しんだ仕事のスタイル
?出向者の苦労話をよく聞かされる
三、求められる要素
実 績 = 個人の力 × 組織の力
(大企業 = △ × ○ )
(中小企業 = ◎ × △ )
2.出向発令時の様子
一、取り乱す人
二、冷静な人(覚悟していた様子)
三、冷静を装うが内心は取り乱している人(表面的には分からない)
3.出向後の態様
一、出向元に戻った事例
二、私の体験
4.出向・転籍を成功させる道筋
健康・体力 ⇔ 家族の理解
↓
自己の持ち味・強み・弱みを知る
↓
出向への心構えを持つ
↓
転進先の企業の状況を把握する
↓
出向先の会社にとけ込む
↓
能力発揮し成果を出す
↓
影響力を発揮する
5.スコーレに学ぶ負の要因との付き合い方
人の一生は平坦ではありません、むしろ「負の要因」との付き合い方こそ、人生の最も大切なテーマの一つなのです。「失敗に失敗するなかれ、不幸に不幸となるなかれ」と言います。大変味わい深い意味を含んだ言葉ではないでしょうか。(かく生きてこそP218)
一、人は苦労によって
?磨かれていく人
?擦り切れていく人
?拗ねていく人
二、負の要因との付き合い方
? 自分の与えられた運命を受け入れる.
? 自分の命を運ぶために、そのための道を見つけ出す。
? 失敗に失敗するな、不幸に不幸となるなかれ
三、自分を鍛えてもらう良いチャンスと捉え、自分のやるべきことは何なのかを見定めて、その時その場に取り組む。
以上
会長講話は録音失敗してしまいました。 m(_ _ )m 申し訳ありません。