11月4日マスターズ研修(ミドルコース)

11月4日 平成19年度 下期 第二回目のマスターズ研修・ミドルコースが開催されました。
 本日の学習箇所は、『生き方の基本』の「原因は結果を生む正しい道を選択しよう」(186ページ)と、「危機管理に強くなる」(191ページ)です。学習のポイントを、以下に記載しました。ノートとしてご活用ください。

32 原因は結果を生む 正しい道を選択しよう
・ある時期からの日本人は、経済的かつ物質的な豊かさが人生の幸福をもたらしてくれるという錯覚で生きてきたと思います。
・人間はもともとイメージによって生きる動物です。人類社会に存在する文明環境は、人間のイメージが生み出したものです。とするなら、良い実(幸福)を実らせるには、良いイメージの木を育てなければなりません。イエスのいう「良い木」というのは、良いイメージと理解することができます。
・内村鑑三の「事業家としての心がまえ」(成功の秘訣)を良く味わってみましょう。
33 危機管理に強くなる
・「苦」とのつき合い方が人生の明暗を分けます。そのつき合い方を誤ると、人は不幸の坂を転げ落ちることになりますが、上手につき合えば、逆に幸運の坂を登ることができるのです。
・孔子の言動には、一貫して「どんな危機に襲われても-身上のことは天に任せ、己のなすべきことを果たすまで」という覚悟がうかがえます。
・イエスとその弟子たちも、「人生でさまざまな苦しみに出会うのは、人間としての真実の道(信仰)に目覚めるための試練である」と捉えています。
・自分が生きる根元に、自分を生かし育ててくれる何ものかの愛を見出すことに成功した人は、危機によって不幸にならず、むしろそれに育てられる道を歩むことになる。
 

こうした理念に基づく生産学習活動が本協会の基軸となっているわけですが、その目指すところはは、一つが自己実現であります。この場合の自己実現というのは、単に社会的な場での自己実現という狭い意味ではありません。もっと広い人生の舞台における、人間としての熟成の上に立った自己実現を意味するものです。
 さらに、もう一つ重要なのは危機管理の問題であります。実は、自己実現と危機管理は表裏の関係にあるわけです。自己実現を果たすには、危機管理に強くなければなりません。さらに、危機管理が果たされてこそ、自己実現の遺が開かれます。(危機管理対応事例集:永池会長 序文

豊かさの中で日本人はどう生きるべきか 
? 豊かさに感謝する。
? 手を合わせたり、頭を下げる対象を持つ。
? 共感し、認めることによって愛を伝える。
? 自分の美学を持つ
という考え方をご紹介いただきました。

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