3月18日マスターズ研修(シニアコース)

3月度のシニアコースが開催されました。
 この下期より「シニア研修コース」の講師は、「講師養成講座」の受講者が交代で担当します。テキストを定めず、資料は各講師が作成します。今月3月担当講師は山下勝也氏です。

 第一部 人生学講座
 テーマ「佐世保・小6女児殺人事件から学ぶもの」
 講師 山下勝也氏

1.資料
長崎家裁佐世保支部の決定(要旨)
2.読売新聞社説(2004年9月16日)
 「育て方」を問いかけた家裁決定
3.親子の絆の回復を
 永池会長著「今日、“いのち升の扉をひらく」から
 P56~60 
 「親子の絆の回復を」
  心の成長と感性の耕し
  人間性のべ-スをつくるもの
   ”母なるもの方が欠落した子育て
  共感が抜け落ちている現代の育児
・2児虐待・誘拐 関連記事 [東京新聞]より
・小六殺人事件 関連記事 [長崎新聞より]
今月は、録音装置の不調により 会長講話はございません。
申し訳ありません m_ _m

1件のコメント

  1. 当日の会長講話のポイントを記します。
    ・子どもがきちっと育つためには栄養がひつようだが、それと同じように、心の栄養が必要である。それは、感謝であり、感動であり、喜びであり、希望である。そして、肌のふれあいが、心の栄養となっていく
    ・親自身 親夫婦の間に喜びあがり、生活の根に生きることへの素朴な感動をもっていることが大切である。
    現在の親たちは、生きることへの素朴な感動、敬虔さが足りない。知識だけが膨大にある。
    朝目がさめたことそのことを喜ぶことからスタートしなければならない。
    ・子どもは授かり物である。最近は、子作りということがあるが、命の成り立ちそのものへの敬虔さというものを一つは失っているといえる。
    ・父親として、家庭の中でどう尊敬される自分になっていくかが大切。もちろん、一緒に暮らしていると粗がみえてくる。それでは、なにで尊敬されるか。それは、男として美学を磨いていくことであり、一生の課題でもある。
    ・社会的な地位や身分は、評価の対象となるが、家庭の中ではそういうものはどうでもよく、どういうふるまいをしているか、どういう存在感があるのか、どのような時にとのように家の中の問題をかたづけるのか、どう役割をはたしていくのかが重要である。
    ・生きていることへの敬虔さを持ち、その上に自分の生きていく志、基準を持たないといけない。子どもに何かあっても、夫婦が結束さえすれば、一時は反感を持っても、子は親に従う。両親の意見を一致させるということが実は一番大事。権力とか暴力とかいうことではなくて、自分の生きる見識というものである。

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