3月2日マスターズ研修(ミドルコース)

本日の学習箇所は、『生き方の基本』の「歴史に学ぶ」(203ページ)です。
  学習のポイントを、以下に記載しました。ノートとしてご活用ください。
[35] 歴史に学ぶ
・歴史を学ぶということは、現在の自分が時間的、空間的にどのあたりに身をおいているのかを知ることでもあるのです。(自国の歴史観)
・情報処理能力(マニュアル処理のように既存の情報で対処する能力)に強いタイブは、未知の状況には弱い。日本の教育が立ち遅れているのは、自分で考え、判断を下せる情報編集力(情報をさまざまに編集して事態の変化に即応する能力)を育てる教育の仕組みがほとんどないことです。
・これまでの指導者たちが、情報処理力と情報編集力のどちらに巧みで、時代にフィットできたか、という視点で明治から平成までの日本の足取りを見直すことで、これからの方向が見えます。
    <明治維新から今日まで>
(縞集力)幕府官僚の情報処理力が、薩長の志士たちの情報編集力に敗れた
             ↓
(績集力)革命世代が活躍した日露戦争までは順調
             ↓
(編集力→処理力)維新後の教育を受けたエリートが国家経営を担うようになってから外交や軍事で迷走(情報編集力が弱ってきた)
             ↓
(処理力) 昭和の敗戦
             ↓
(処理力) 日本の改革は進んだものの、記憶力中心の教育に変化なく、情報処理力の優れた官僚がリード
経営者も情報絹集力のある創業者から情報処理力に長けたサラリーマン化したトップに代わってきた
             ↓
(処理力)バブルがはじけたが、わが国指導層はなす術を知らなかった
 会長講話は、編集でき次第アップします。今しばらくお待ちください。
 → アップしました。こちら(2008.3.21)

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